「マダニ」草むらのお散歩は要注意


草むらのお散歩は要注意

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マダニ 重症熱性血小板減少症候群「SFTS」という病気

 野良猫にかまれた女性が約10日後に亡くなったというニュースがありました。

マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群「SFTS」、ほ乳類から人間への感染が確認されたのは初めて。とのこと。

2016年には西日本を中心にマダニかまれた事による感染症を起こした例が多発。

暖かくなる5月から8月がピークで、直接人がマダニにかまれてから6日~2週間(数日間吸い続け元体重の100倍にもなります)の潜伏期間後、発熱や下痢嘔吐などの激しい症状が現れ、意識障害や痙攣をおこします。致死率10~30%と非常に危険な数字です。

マダニがSFTSを媒介していることが最近になってわかってきました。

マダニが媒介する病気に、ライム病、日本猩紅熱、ボレリア症などもあります。

人間はもちろんですが動物やペットから感染することもあるので、広がらないよう、ペットの様子をよく観察する事が大切です。

草むらなどを通ったお散歩帰りにはブラッシングやグルーミングのとき吸い付いていないか確認するとよいですね。

外から帰った猫ちゃんにも気をつけて観察しましょう。

目や鼻周り、耳の裏、おなか、胸、肛門周りの毛が少ない場所に寄生することが多いので特に注意します。

最初は小さくても2,3日のうちにどんどんと大きくなるので見つけやすくなります。

毎日チェックしてあげてください。

 

対処法 発見したらどうすればいいの?

ペットにマダニが噛みついているのを発見したら、無理に引きはがそうとはせずに、すぐに動物病院へ連れて行ってください。

無理に引きはがしてもマダニはしっかりと皮膚の中に頭の部分を突っ込み吸血しているため口の部分が残ってしまい二次感染の恐れもあります。

人がかまれた場合も同じく、すぐに皮膚科を受診しましょう。

卵を持ったメスなどは無理にはがすと卵が飛び散ってしまうこともありますので、ワセリンを塗ってダニを窒息させ、そのまま受診します。

 

予防方法 事前防御

まず、草むらなどは通らないのが一番です、最近では庭先や公園、路肩の草にもマダニが見つかっています。

人は虫よけスプレー(マダニに効果のあるもの)など露出した肌はもちろん、靴や衣服にもかけておくといいでしょう。

ワンちゃん猫ちゃんには「フロントライン・プラス」という点皮薬を毛をかき分け直接皮膚につけると、48時間ほどでマダニを駆除でき予防にもなります。

動物病院、通販もありますので、常備しておくと安心です。

飼い主さんもワンちゃんも安心してお散歩してくださいね。

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国立感染症研究所から配布されている【マダニ対策 今できること】

生息場所を知る

民家の裏山や裏庭、畑、あぜ道などにも生息しています。

シカやイノシシ、野ウサギなどが出没する環境に多く生息しています。

マダニから身を守る服装

野外では肌の露出を少なく。

首にはタオルを巻くかハイネックのシャツを着用。

シャツの袖口は軍手や手袋の中に入れる。

ハイキングなどで山林に入る場合は、ズボンの裾に靴下を被せる。

シャツの裾はズボンの中へ。

農作業や草刈りなどではズボンの裾を長靴の中へ。

マダニから身を守る

上着や作業着は家の中に持ち込まない。

屋外活動後はシャワー入浴時にダニがついていないかチェック。

ガムテープなどを貼って服に着いたダニを取り除く。

忌避剤(虫よけ剤)の効果

マダニに対する忌避剤(⾍よけ剤)が、2013年から新たに認可されました。

現在は、ディート、イカリジンの2種類の有効成分の忌避剤が市販

されています。

忌避剤の使用でマダニの付着数は減少しますが、マダニの付着を完全に防ぐわけではありません。忌避剤を過信せず、様々な防護手段と組み合わせて対策を取ってください。

昆虫医科学部ホームページより

http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html

 

 

この記事の執筆者

シェルティー

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