木下大サーカス


久しぶりのサーカス! 

先日家族に誘われ、あまり興味はなかったのですが、木下大サーカスに行ってきました。

今回はホワイトライオンが出るということで、25年ほど前バルセロナで白いゴリラを見たことのある私は、「白いゴリラを見たから、今度は白いライオンを見てみよう」くらいの軽い気持ちで出かけました。

ところが実際に行くと、私が一番楽しんだかもしれない、と思うほどの楽しさでした。

まず予想を上回る大行列。並んでいる人の楽しそうな顔を見ると、自然とこちらもワクワクしてきます。

木下大サーカス

場内に入り、最初はお約束のピエロさんが登場します。ピエロさんが投げる大きなバルーンを打ち返したり、みんなで「Hey!」「Hey!」と声を掛け合ったり、お客さんとハイタッチしたり、と場内を盛り上げます。

そしていよいよサーカスの演技が始まります。ここからは息つく暇がありません。

美女と猛獣のイリュージョン、ジャグリング、マジックの他に七丁椅子や空中ブランコなどなど、どれも不思議だったり見事だったり、ハラハラしたり、手に汗を握っているとあっという間に時間が過ぎていきます。

今回は私のお目当てでもある、珍しいホワイトライオンがいるという、ライオンショーも見応えがありました。間近で見るライオンは大きく、少し怖くなるほどの迫力でした。

中でも私が一番ビックリしたのは、オートバイショーです。球体の中に3台のオートバイが入り、走り回るのですが、音の効果も相まって迫力満点です。

空中ブランコでは目隠しをしての演技もあり、日頃落ち着いたタイプの私も「ひゃあ~っ!」「うわっ!」と叫び声をあげるほどの迫力です。また、襖のような感じの紙を、空中ブランコの途中で破るというパフォーマンスがあり、演者さんが紙を突き破る瞬間は見応えがあり、ドキドキします。

このとき演者さんばかりに注目してしまいましたが、聞くところによると、上で紙を出す方は空中ブランコよりさらに高い位置で、しかもスポットライトの熱でものすごく暑い中で作業をするのだそうです。そんなハードワークに支えられての花形演技なのだと思うと、感動もさらに強まります。

夫は、ウィール・オブ・デスという演目が気に入ったそうです。支柱の両側にホイールがついており、ホイールの中に人が入ります。速い観覧車のようなイメージで、ホイールがぐるぐる回り出し、高い方は地上15mにもなるそうです。そのホイールから人が出てきて、ホイールの上を玉乗りのように走ります。目隠しをしてパフォーマンスをするときもあり、これは本当にハラハラし通しです。見ているだけで寿命が縮みそうです。

その一方でミラーボールが回ったり、美女が布を上り巻き付ける等の演技は、緊張感があるのにとても優美だったり、とファンタジックな要素も随所にありました。

娘が一番気に入ったのは、傘に布をかけて上げ下げして、クラゲのような動きを見せる演目だそうです。

老若男女誰でも楽しめるサーカスですが、動物のニオイやオートバイの排気ガスのニオイや爆音が苦手な方は、少し離れた席で見た方が良いかもしれません。

1回のショーは90分ですが、とにかくあっという間です。サーカスは子どもの頃に見たきりだったのですが、大人になった今は素晴らしいショーの裏で、演者の方が日々どれほど努力され、恐怖心と戦っているのかということも考えることができます。

「おもしろかった」を通り越して感謝と感動がこみ上げてくるサーカスは一見の価値あり、是非ともお勧めです。

 

【編集部からの追加情報】

KINOSHITA CIRCUS

木下大サーカス

http://www.kinoshita-circus.co.jp/