「どうぶつしょうぎ」ハンドメイド!


手作り「どうぶつしょうぎ」

みなさんは「どうぶつしょうぎ」って聞いたことがありますか?小さいお子さんや将棋を知らない人向けに、駒の数を減らして動き方をシンプルにしたものなんですが、これが大人でも楽しいのです。どうぶつしょうぎは難易度別に数種類販売されていますが、私は自分で作ってみました。かんたんですがかわいくできましたので、作り方もご紹介します!

将棋に苦手意識があっても大丈夫

 三世代で楽しめる!手作り「どうぶつしょうぎ」のすすめ_1

私は小さいころから将棋のルールが何度やっても覚えられなかったのですが、どうぶつしょうぎなら駒の動かし方も駒を見ればわかるようになっているので、すぐにゲームが楽しめました。いちばんかんたんなどうぶつしょうぎは3×4の盤面を使うので、必要な駒の数はわずか8つ。一人4つずつの持ち駒でスタートするので、初心者でもゲームに集中することができるのです。駒は1マスずつしか動けませんし、動ける方向は駒に描かれているので、小学校低学年のお子さんでもすぐにルールが理解できると思いますよ。

2008年にどうぶつしょうぎ誕生

どうぶつしょうぎは2008年に女流棋士の北尾まどかさん(ルール考案)と藤田麻衣子さん(デザイン)のアイデアにより誕生しました。翌年には子供向けの知育おもちゃとして市販化され、またたく間に知られるようになりました。ところが残念なのが知育おもちゃとして販売されているので、将棋になじみのない大人には意外と知らない人が多いのです。女流棋士の二人が、女性への将棋の普及も願って世に送り出したどうぶつしょうぎ。初心者が楽しめるようにいろいろな工夫がされているので、ぜひトライしてみませんか?

どうぶつしょうぎのルールとデザイン

 三世代で楽しめる!手作り「どうぶつしょうぎ」のすすめ_2

上の写真がどうぶつしょうぎの最初の配置です。どうぶつしょうぎは4種類の駒を用いて3×4マスの盤でゲームします。駒はライオン、ぞう、きりん、ひよこの4種類で、ひよこは相手の陣地(1段目)に入るとにわとりに成長します。一般的な将棋になぞらえるとライオンは金で、相手のライオンを捕まえるか、相手の陣地に自分のライオンが入れば勝ちです。ライオンは全方向に、ゾウはななめに、キリンは縦横に1マスずつ進めます。ひよこは前に1マスずつしか進めませんが、相手の陣地に入りニワトリになるとななめ後ろ以外の周りに進めるようになります。とった駒は自分の番に好きなマスに打つことができます(相手のニワトリをとったときはひよこにして打ちます)。二歩のような反則はどうぶつしょうぎにはありません。

夫婦でもきちんと挨拶して対戦開始

私がどうぶつしょうぎでとても好きな瞬間は、最初と最後の「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶です。日常生活の中で夫婦や親子できちんと挨拶することって、意外と少なくありませんか?先手後手は振りぴよこで決め、同じ手順を3回繰り返したら引き分けでパスはありません。ルールもいたってシンプルなのですが、同じくらいの実力だとけっこういい勝負になるのです。将棋経験者が初心者と対戦するときは駒落ちして上手は持ち駒をライオンだけにして、初心者が上手の残り3枚を手駒にしてスタートしても勝負になるようですよ。

自作の駒だと愛着もわく

三世代で楽しめる!手作り「どうぶつしょうぎ」のすすめ_3

さて、かんたんにルールの説明をしたところで、自作のどうぶつしょうぎのご紹介をします。木工が趣味の夫がいますので、家の中には適当な大きさの木材がいろいろあります。駒の数が少ないので少し大きめの駒にした方が重量感があっていいかな、とタテヨコ6cm、厚さ3cmほどの大きさに木材をカットし、かんたんに紙やすりをかけた後に色鉛筆(使ったのは三菱鉛筆のポンキーペンシル。素材を選ばす描けておススメです!)で絵を描きました。子供にもどうぶつしょうぎをやらせたかったので、子供に下絵を描かせて色を塗らせました。親の思惑通り、自分で作ったものだと比較的飽きずにできるようです。色を塗ったら上から半艶タイプのニス(私が使ったのはオールドビレッジ社のポリーアクアバーニッシュという水性ニス)を塗りました。ニスをすることで色落ちも防げますし、ちょっと製品っぽい仕上がりになっていいですよ。

三世代で真剣勝負!

親子でも夫婦でも、将棋を知っている人でも知らない人でも、勝負が楽しめるのがどうぶつしょうぎの魅力です。ゲーム機やスマホのゲームも楽しいですが、対面して行うゲームならではの魅力があるような気がします。負けても「ありがとうございました」の挨拶をすると、なんだか少し清々しく気持ちがリセットできるような気がします。お孫さんがいらっしゃったら、好きなキャラクターを描いて駒を作るところから一緒にしてみてはいかがでしょう。きっと楽しい時間になると思いますよ。私はもっぱら夫と夜にお茶を飲みながら一勝負しています。脳の普段使っていない部分が回転している感じが脳のストレッチとでもいいましょうか、けっこう心地よいのです。

ぜひみなさんも「どうぶつしょうぎ」を試してみてくださいね。はまってしまう人、いるかもしれませんよ!