「鉄瓶」南部鉄器のススメ


鉄瓶のすすめ

鉄瓶のすすめ_1

わが家にある鉄瓶は3サイズ、どれもとっても味があって可愛らしい (上)

 

春とは言え、朝晩は少し冷えますね。そんな時は、やっぱり熱~いお茶ですよね。もちろん、コーヒー、紅茶が良いという人もいるかもしれません。

どんなお茶を飲むにしても、必ず水(お湯)を使いますが、皆さんは、お湯は何で沸かしていますか。やかん、ティーポット、電気ポット、現在は数分で瞬間的に沸く電気ポットもあり、本当に便利な世の中になりました。しかし私は、お湯を沸かすのは鉄瓶を愛用しています。

鉄瓶を使い始めて、かれこれ10数年は経つでしょうか。扱いづらいと思う方も、いらっしゃるかもしれませんが、ぜひお勧めしたい逸品です。鉄瓶は、もちろん鉄でできています。ですので、この鉄瓶でお湯を沸かすと、鉄分がお湯の中に溶けだすので、鉄瓶で沸かしたお湯を使ってお茶を飲めば、(少しだけですが)鉄分を自然に摂取できてしまいます。

本物の鉄瓶、ホンモノでない鉄瓶?

一番右側の大きいちょっと年季の入った鉄瓶が「本物の鉄瓶」です。これで、いつもお湯を沸かしています。また、コーヒーを飲む、紅茶を飲むといった時にもこの鉄瓶で沸かしたお湯で飲んでいます。鉄瓶で沸かしたお湯は塩素臭などが抑えられお湯がとてもまろやかになるのもお勧めしたい理由です。

「本物の鉄瓶」とは、てどういうこと?とお思いになるかもしれません。

実は、大きいこちらの鉄瓶は、うちでいう、やかんで内側もむき出しの鉄なのですが、他の2つの鉄瓶は外側は鉄ですが、内側はホーロー加工が施されており、急須として使っています。

鉄瓶は錆る?

鉄は、水に弱いので、お湯や水を長時間入れっぱなしにして、水分が付着したままになっていると、そこから錆びてきてしまいます。ですが、内側がホーロー加工されている鉄瓶ならば心配はいりません。お茶を飲むときは、この大きな「本物の鉄瓶」で湯を沸かして、他の2つの急須にお茶の葉を入れて、大きな鉄瓶から湯を注ぎ、お茶を煎れています。この2つの鉄瓶は急須の役割ですので、個人的には、鉄瓶の姿が好きということになってしまいますね。ちなみに、向かって左側の鉄瓶は2~3人でお茶を飲みたいとき、手前の一番小さい鉄瓶は1人用です。

夏などに冷たい麦茶をたくさん用意しておきたいときには、大きな鉄瓶で麦茶を一気に沸かして作ります。こちらの鉄瓶は1.2リットル入り、沸かした後は、水分が残らないように十分に空焚きしておきます。

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鉄瓶の下には?

上の写真で鉄瓶の下に見えているのはウォーマーです。このウォーマーの下に、ティーライトを入れて火を点ければ、お茶を温めておくことができます。お友達とおしゃべりしながら、ゆっくりと温かいお茶を飲みたいときにはこんな演出も喜ばれます。ウォーマーは、大きいサイズのものなのですが、小さいサイズのウォーマーもあります。どちらを買うか迷って、「大は小も兼ねる」と考えて大きいものにしてしまいました。

わが家で、は小さいサイズのアラレの瓶敷もあります。鉄瓶は、直接テーブルに置くと熱いのと鉄分が溶けだして、黒く、和染みのようになってしまうことがあります。また、保温効果を高めておくためにも、ウォーマーでなくても瓶敷があるとさらに使い勝手が良くなると思います。

鉄瓶自体は鉄なので、とても保温性は高いですが、おしゃべりにはウォーマーがあると便利です!

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ウォーマーと瓶敷、ティーライト (上)

 

私はこんな、日本ならではのものが好きで、ついついいくつもそろえてしまう傾向にあります。鉄瓶なんて面倒と思わずにぜひ、使ってみてくださいね。この鉄瓶のフォルムは、味があってとっても可愛らしくて私は好きです。ちなみに、今回、ご紹介した鉄瓶は、岩手県にある「汲源」(OIGEN)の南部鉄器です。急須が壊れてしまった、新しい急須を買おうかなと考えている方には、おすすめです。

 

 
編集部補足情報
「汲源」(OIGEN)のWebsite ⇒ http://oigen.jp/
*鉄瓶からの鉄分以上に、鉄鍋で調理すると鉄分が摂れるようです。
*南部鉄器の鉄瓶は基本的にサビ防止加工がなされているようです。
*海外特にフランスでは、表面がカラフルな南部鉄瓶が人気です。