消臭、抗菌効果のある竹タオル。実証


C789_chikurintohizashi_TP_V

消臭、抗菌効果のある「竹タオル」というものがあるというので、さっそく入手して試すことにした。

一回使用したら、すぐ洗えばいいのだろうが、タオルというものは、手拭きにしてもバスタオルにしてもそのままハンガーにかけておくことが多い。そうするとだいたい臭くなってくる。

この「竹タオル」はパイル部分が竹の繊維で織られている。竹というのは消臭、抗菌効果があるそうで、これによりあのいやなタオルの臭いが軽減されるという。

さっそく実験してみることにした。

IMG_0980☆

竹タオル(左がバスタオル。右がフェースタオル)

 

1.フェースタオルを浴室内に毎日室内干し

IMG_0983☆

浴室内に下げてあるボディータオル。風呂から上がるときに濡れた髪や体を拭き、軽く洗って干しておく。梅雨から夏の湿度が高い時期は生乾きが多い。今回は普通のタオル(黄色)と竹タオル(青色)を毎回使用し、比べてみる。

フェスタオル

使用した後、軽くすすぐためか、すぐに臭うことはなかった。といっても生乾き状態なので、普通のタオルは4日が限界。臭うタオルだと逆に体の方ににおいが移ってしまい気持ち悪い。

「竹タオル」は7日間無臭だった。おもしろいのは初日に感じた新しいタオルの繊維香さえも消えていること。

 

2.バスタオル

バスタオルは、浴室内タオルと違って、毎回すすぐことがないため、より過酷な環境かもしれない。ハンガーにかけているが、やはり室内なので生乾き部分が残る状態。

バスタオル

体を拭いて、すすぎなどはしないため、雑菌が繁殖するのか、普通のバスタオルは2日で臭い始め、4日が限界。

竹バスタオルは1週間同じ条件で使用したが、無臭で変化はなかった。

 

3.ヘアーサロンにて使用

さらに過酷な使用を想定して、いつも記事作成に協力いただいているヘアーサロンBeStyleさんにも使用してもらうことにした。

・期間    :1か月使用

・使い方   :シャンプー後の拭き上げに使用。一回使用毎に洗濯。

・使用感想  :①頻繁に洗いますが、ほかのタオルに比べいつまでも風合いが落ちずに

         吸水性もよい。

        ②従来のタオルは何度か洗うコールドパーマの臭いが残るようになるが、

竹タオルは臭わなかった(一か月使用)。

「パーマ液の成分にはアンモニウム臭があり、タオルに移ると洗っても臭いが残ります。これがないということはかなり強い消臭力と考えられますね」とはBeStyleさんの感想。

 

CF3ED9CB-DBB3-43F6-A51D-2EA8FA3BB862

 

竹は抗菌性や消臭性があり、これは学術的に立証されている。実際の効果もかなり感じられたので、今回は製造元にいろいろ伺うことにした。

開発、製造しているのは、愛知県今治市に本社がある長崎工業株式会社。竹を利用した商品を「竹宝」というブランドでいろいろ販売している。

本来は解体工事が専門だが、放置竹林の処理を行うようになってから、竹の再利用開発の研究を始めたという。

竹を主食にするパンダの糞が全く匂わないのは、竹の含有成分に異臭を分解する物質を多く含んでいるからであり、野生の熊はその効能を利用し、狩りの前に竹の笹を食べ、体臭や息の臭いを抑えているという話はおもしろい。

竹藪は放置すると、周辺の木々を侵食したり、根が浅いため土砂災害の危険性を高めるそうで、環境対策とリサイクルという側面から竹素材の開発を考えているという結果生まれた「竹タオル」。これは優れものであった。

 

 

取材協力 長崎工業株式会社  愛媛県今治市玉川町三反地甲30-4 TEL.0898-55-4000

               http://www.nagasaki-k.co.jp/

 

     BeStyle      東京都新宿区高田馬場3-11-1 TEL03-3367-4758

この記事の執筆者

フリーエイジ運営委員会

フリーエイジ運営委員会

これまでに書いた記事