女性なら誰でも数枚は持っているはずのストール、スカーフたち。私も大好きで、巻物は私のファッションアイテムとして欠かせません。でも、すてきだな~と思える巻き方をしている人にはなかなかお目にかかれません。肌寒いときのお助けアイテムとして実用的に使っている方も多いと思いますが、どうせならオシャレに使いたいですよね。
実は、おしゃれな巻き方には秘訣があります。いくつかあげますので参考にしてみてください。
1.先端は尖らせて菱形巻き!
長方形に畳んで売られているストール。そのまま細長い長方形に折り畳んで肩にかけると(昔プレスリー巻きとか言われてましたね;笑)なんだか野暮ったいな~と思いませんか?野暮ったさの原因は、先端にボリュームがありすぎるから。厚みが出ると重たく見えてしまうんです。背が低い人はさらに低く見える元にもなってしまいます。
すっきりオキャレに見せるコツは、先端を重ねないでズラすのがポイント。ストールを広げて対角線を斜めに引っ張り角を出します。四角ではなく菱形を作る感じですね。これで重なる部分が少なくなります。できたら、いつも通り半分に折って輪を作り、肩にかけて一方先端を輪に入れ込みましょう。長方形のまま使うより軽やかに、でも全体のボリュームは出て、ラフでふわっと優しいスタイルに。まずは、これが基本の巻き方です。
2.スヌード風でいまどき巻き!
おしゃれ上手さんには御馴染みのスヌード。私も秋冬になると必ず仕入れます。でも、わざわざ買わなくても、お手持ちのストールで簡単にスヌード風が楽しめちゃいます。
スヌードは輪っかになっていて端がないのが特徴ですから、この形を先端同士を結ぶことで作ります。できた輪っかを首にかけてからひとひねり。もうひとつできた輪っかを首にかければ出来上がりです。
この巻き方は、ショートヘアで肩が華奢な方におすすめします。ただ服を着ただけでは貧弱に見えてしまう肩周りにボリュームが出て、顔立ちも優しく見えますよ。
3.短めでシニア男性にもおすすめ巻き!
最後に、小振りなストールであしらいやすく、男性にも好評のねじり巻きをご紹介します。
真ん中あたりから左右にクルクルとまわしてねじりを作ります。これを前から首の後ろにかけてひと回しし、両端を前に持ってきます。両端をどちらも首の前にできた輪っかに通します。これではまだ先端がブラブラ長いので、もう一回輪の中に入れ込んで調節します。こちらは、ボリュームを出さずにコンパクトにまとめるのがコツ。シンプルな服にちょっとアクセント柄が欲しいときや、アクセサリーをするのは抵抗があるけど、首元に何かあった方がいいときにおすすめです。
どなたでも数枚は持っているはずのスカーフやストール。上手に使ってオシャレ度アップしてくださいね。