荒川区に荒川は流れていない?


「荒川自然公園」の交通園は無料でレンタル!

 

荒川自然公園に初めて行きました。町屋駅からこんな近くにこんな大きな公園があるので驚きました。公園の入り口から長い陸橋を歩いて進みます。長い陸橋の理由は、この公園のある場所に由来しています。その先には、緑たっぷりの敷地が広がっています。

 

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ところで、荒川区という名前ですが、区内には荒川は流れていません。荒川は足立区内を流れています。荒川区内に流れているのは隅田川です。これって、「23区あるある」のひとつです。では、なぜ荒川区なのでしょうか。

元々、荒川=隅田川だったのです。荒川の下流域の別称を隅田川と呼んでいました。東京を水害から守るための放水路建設が計画され、大正13年に完成。これが荒川放水路で現在の「荒川本流」になります。結果、荒川区を流れる川は、荒川でなく隅田川という名前だけになったのです。

この荒川自然公園は、自然にできたのではありません。実は、東京都下水道局三河島水再生センターの上に人工地盤を造られた公園です。かつての名前は、そのまま「三河島処理場公苑」だったそうです。長い陸橋の下には、汚水処理場の一部が露出しています。1982年には「新東京百景」に選定されました。他にも下水処理施設の上に造成した公園は、新宿区の落合中央公園があるそうです。

さて、公園には、白鳥のいる大きな池、芝生広場、花と緑、遊具、昆虫園、アスレチック、テニスコート、野球場があり、 夏には、プールもオープンします。とても広いので、1日で全部は堪能できません。

今回は、他に無い特徴的な「交通園」を楽しみました。ここには、三輪車、補助付き自転車、各インチの自転車、一輪車、ゴーカートなど多数の乗り物(160台以上?)がレンタルできます。用紙に記入するだけで料金は無料です。ヘルメット、ひじ当て、ひざ当てまで用意されていて、本当にいたれりつくせりです。

 

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走行するコースや練習場は各乗り物や熟練度で分かれているので安心。コースには、信号機のある交差点や踏み切りもあり、一般道で運転するレッスンにもなります。借り出した乗り物は所定の位置に戻したら、また次の乗り物を借り出せます。その意味でも、子どもたちのルールを守る訓練にもなります。

 

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芝生の上やベンチに座って、お弁当を広げてピクニック気分も楽しめます。ただし、飲食設備はありませんし、飲み物の自販機は売り切れが多かったです。予め自宅から持参するか、入園前に近所のコンビニで、飲食物を確保することをおすすめします。我が家も駅前のコンビニで買い出したもので、木陰のピクニックを楽しみました。

 

荒川自然公園

東京都荒川区荒川8-25-3

休園日:毎月第1・3木曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日