焼き物のまち、常滑でレトロ散歩


 

 

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常滑にふらっと寄り道

 

先日、セントレア空港に所用で出掛けた際、ついでに常滑駅で降りて観光を楽しみました。その時のことをレポートしますね。

 

常滑市は中部国際空港セントレアが出来て以来、多くの空港利用者が行き交い、賑やかな一方、懐かしい昔ながらの建物が多く残り、昭和の雰囲気を色濃く残したまちでもあります。

 

焼き物の歴史を刻む「常滑焼」

 

そしてここで忘れてはならないのが陶芸。古くから常滑を中心に焼かれている「常滑焼」は日本六古窯の一つとして全国的に有名です。

その歴史ははるかに古く、平安時代の後期からすでにたくさんの穴窯が築かれ、壺や山茶碗、山皿などが盛んにつくられていたといわれます。

ちなみにこの頃の焼き物は「古常滑」と呼ばれているそうです。

中世から江戸時代、そして明治に入り、常滑焼も近代化の影響を受けるようになります。海外の技術が取り入れられ、機械化による多量生産がはじまりました。

これにより陶芸のみならず、煉瓦タイルや焼酎瓶などの製品も日本中に流通され、今日まで近代作業地として発展してきたのです。

今でも陶芸が至る所で行われ、現在は常滑市の主要観光スポットとしても注目を浴びています。

 

今回は観光モデルコースになっているやきもの散歩道を散策してみました。

 

ノスタルジックな気分に浸れる散歩道

 

陶磁器会館が出発点となるやきもの散歩道。

常滑駅から徒歩で5~10分ぐらいで行けるのですが、陶磁器会館から散歩道までは小高い丘になっていて、普段あまり動かない私にはいい運動になりました(笑)。

 

陶磁器会館でもらったパンフレットによるとコースが二通りに分かれているとのこと。Aコースは所要時間60分、Bコースは所要時間2時間30分と書かれています。

もう夕方近かったので、短い時間で見て周れるAコースの散歩道を歩くことに決めました。

途中、レトロな日本家屋が建ち並ぶ路地を進みます。

建物の中は工場が併設された陶芸店やカフェで、どこも魅力的なお店ばかりです。

あいにく、時間が遅かったので、ほとんど店じまいしていましたが、ここでお土産を選んだりするのも楽しそうです。

 

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少し進んだところに陶器の廃材で出来た坂道が目の前に現れました。

陶器を使った道は同じく陶器で有名な瀬戸市にもありましたが、ここはここで独特の雰囲気があります。

 

その後、煉瓦造りの煙突や今も使われている窯、重厚な佇まいの黒塀の工場などを見て回り、ちょうどよい時間となったので、駅へ向かいます。

丘の上から常滑市内を見下ろすとちょうど夕焼けの空に飛行機雲が幾筋か伸びていました。

 

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セントレア空港に行った時、お時間があるなら常滑で観光してはいかがでしょう。

レトロな昭和の雰囲気と陶芸に触れて、疲れた心が癒されるかもしれませんよ。