季節の彩りを楽しむ

季節感のある暮らし「花」秋編


季節感のある暮らし

花」 秋編 

 

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日中でも空気がひんやりしてきて、すっかり秋らしい気候になってまいりましたね。
忙しい日々の生活の中、ふと気がつくといつのまにか季節が変わっていた・・なんてこともご経験があるのではないでしょうか。折々の草や花の存在、香りに気づいたり、手折って飾ってみたりということからはなかなか遠のいている方も多いのではないかと思います。(最近の自分を振り返ってもまさにそんな感じでしたが・・。)

 

季節に咲く花を見つけたり、少しずつ色づいていく木々の葉を見上げたり、風の音に耳を澄ましたり、土や木のぬくもりやその匂い、澄んだ空気や旬の素材を味わったり…と見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わうといった五感を使って季節を感じるということを意識すると、特に秋はいろんな楽しみ方が出来そうです。紅葉や実りの秋、目からも食からもたくさんの恵みを頂けますね。もみじやナナカマド、イチョウ、けやきなどが美しく色づく様子や 食材では梨、ブドウ、柿、栗、銀杏などの実物や果物、そしてさんま、マツタケなども・・・。香り良し、味良しの美味しいものがいっぱい、まさに「食欲の秋」、この季節は今日はどれにしようかと迷ってしまいます。盛り付ける器も土ものの温もりを感じるような陶器などが似合ってきますね。

 

テーブルのクロスも紅葉の色を意識して濃いめ(ディープトーンなどの)の黄色、オレンジ、赤やブラウン系を使って秋の食材を並べると一層季節感が出ますね。そして飾るお花も紅葉の枝や蔓、実物を取り入れたり・・・、お花のおすすめは、下記にご紹介させて頂きたいと思いますのでご参考になさってみて下さいね。

 

まずは「秋の七草」といわれるのがこちら・・・。

 

   女郎草(おみなえし)

   尾花(おばな、すすき)

   桔梗(ききょう)

   撫子(なでしこ)

   藤袴(ふじばかま)

   葛(くず)

   萩(はぎ)

 

いずれも侘びさびを感じさせるような風情のあるお花です。

 

撫子
撫子
藤袴
藤袴
萩

それから、お花屋さんでも購入できて、身近に楽しめる秋のおすすめのお花がこちら。

 

「コスモス」、代表的なピンク系から白、黄色、オレンジ、そして茶色(チョコレートの香りのするチョコレートコスモス)まで、風に揺らぐ姿が愛らしい秋の代表的な花です。

キク科・コスモス属に分類される一年草です。メキシコが原産で、アメリカ大陸を発見したコロンブスにより、メキシコからスペイン(マドリード)に持ち帰られた後、植物園の園長によって「コスモス」と名づけられ、日本には明治時代に広まったといわれています。(コスモスの名前は、「kosmos(美しい)」というギリシャ語に由来しています。)

一輪でも たくさんの本数でざっくり活けても素敵ですね。

 

コスモス
コスモス

 

そして「ケイトウ」、鶏頭の名にふさわしく鶏のトサカに似た形状なのが語源です。インドや熱帯アジアを原産とするヒユ科の一年草です。日本には奈良時代に中国を経由して伝わり、万葉集にも歌が詠まれています。最近はおしゃれな中間色のものも多数あって、ベルベットのような質感が深まる秋にはよく合います。

 

鶏頭
鶏頭

 

そして「ダリア」晩夏から秋に咲く存在感のある人気の花です。キク科・ダリア属に分類される多年草です。メキシコが原産で、15世紀頃のアステカ帝国(現在のメキシコ)で神聖な花として栽培されていました。その後ヨーロッパに種が渡り、スペインのマドリード植物園で栽培がはじまった後、1842年にオランダから日本へ持ち込まれました。

小さなピンポン咲から大輪のものまでたくさんの品種が出ています。数年前から活け込みやウェディングでも人気です。

 

ダリア
ダリア

 

また秋バラの季節でもありますので、「バラ」は状態の良いものが沢山出てくる時期です。バラ科バラ属の植物です。原産地は古代ローマや中国といわれ 徐々に広まっていき、「花の女王」と呼ばれるまで種類も非常に多く、人々に浸透していきました。

見頃の時期は5~6月。一季咲きと四季咲きが同時に開花するのが5~6月なので、最もバラが開花している時期です。現在では、品種改良によって一季咲きや四季咲きなどがあるので開花時期は5~10月と、春~秋の間、バラを楽しむことができます。

昼と夜の気温差があるため、春に咲くバラの花と比べて花色が濃く、色も鮮やかなので、深みのある色を、楽しむことが出来ます。

 

薔薇
薔薇

 

きりがないほどあげてしまいそうなので 今回はこのくらいにしておきたいと思いますが。(笑)

お花だけ単体を購入するだけでなく、たまにはヨーロッパのようにご自宅用に お気に入りのフローリストに依頼した秋の花を使ったブーケやアレンジメントを購入するのも新しい発見があるかもしれませんよ。(予算を伝えれば上手くまとめてもらえるはずです♪)

ぜひ日常に 極上の「秋」を取り入れて頂けたらと思います。

 

小野由美子

STUDIO the bloom

http://www.studiothebloom.net/