皮膚科医が語るスキンケアの基本

嫌われ者の「ムシ」Vol.2


水虫の予防

今回は、水虫にならないための予防法をお伝えします。

公衆浴場、スポーツジム

公衆浴場やジムなどの足ふきマットは水虫菌が存在し増殖しやすい場所です。ここを踏まずにすめばいいのですが、飛び越えるのでは周りの人に迷惑ですし、転んでけがをする危険性もありお勧めできません。

前回書いたように、水虫菌が肌に接触しても、基本的に24時間は角質内に入り込みません。従って、いくら外で入浴してきたとしても、自宅に帰ってからもう一度足を洗うことで、感染は予防できます。その際は足の裏だけでなく、足の指の間もよく洗い、湿気が残らないようにしっかり拭きましょう。ただし皮膚に傷をつけないように優しく手で洗いましょう。ゴシゴシ洗いは厳禁です。

洗うことが難しいときは、靴や靴下を履く前に、ご自分のタオルで拭くだけでも、ある程度の効果は期待できます。

 

乾燥、通気性

水虫は長時間水虫菌が肌に接触することで発症します。また、水虫はジメジメした環境が大好きです。従って、長時間靴を履き続けないようにする、なるべく素足でいるのが一番です。とは言え、そうもいかないでしょうから、通気性のよい靴や靴下を履いたり、仕事中はサンダルに履き替えたりするなど、足が蒸れないよう工夫をしましょう。

毎日同じ靴を履き続けず、履いた靴はしっかり乾燥させる、ローテーションすることもポイントです。

 

肌に触れるものは共有しない

同居している人に水虫の人がいる場合は、スリッパやサンダルなどの共有を避け、足ふきマットも別にしましょう。

 

次回は水虫に関する注意点のまとめでーす。

 

服部綾子

かみいた南クリニック

174-0076 東京都板橋区上板橋2-31-16 サンコービル3F

 

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