季節の彩りを楽しむ

「花飾り」長持ちテク(基本編)


花飾り、より長く楽しむには?(基本編)

IMG_0535

3月は卒業、送別シーズンでもありイベントなども多い時期ですね。

お花を頂く機会も多い時、また公私共に来客でお花を飾ってお迎えすることも多い時期です。でも「すぐ枯らしてしまうから・・・」とお悩みの方も少なくありません。

そこで お花を長くきれいに楽しめる方法をいろいろご紹介したいと思います。

花束を頂いた場合、あるいはお花屋さんに花瓶用に組んで作って頂いたものを飾る場合など、花が喜ぶちょっとした手入れ、工夫をしてあげることでより長く楽しめます。

大きく分けて以下の2つのことです。

1.花を長持ちさせる方法

2.花を簡単に最後まで素敵に飾る演出法

今回は基本編として、ひとつ目の「 花を長持ちさせる方法」をご紹介したいと思います。

IMG_0560

花を長持ちさせる方法

大前提は

①よく切れる花ばさみを使用!・・・花には茎に導管があり、人間でいう血管の役目です。そこから水や養分を吸い上げますので、切れの悪いハサミだとそれがつぶれてしまって吸い上げられなくなります。(トマトを切る時、切れの悪い包丁だとつぶれるのと同じ感じになります)

②雑菌の繁殖を防ぐこと・・・切り花は切り口から水を吸い上げますので、切り口から入ったバクテリアが繁殖し導管を詰まらせてしまうと そこから水があがらなくなって枯れる原因となるのです。 

最初に

①ラッピングなどを外し、飾る前に茎を少し切り戻しします。

②長く持ち歩いた花束などは、水の中で茎を切る「水切り」をしてしばらくつけてから花瓶に飾りましょう。

③水につかる部分の葉などは取り除きます。余分な蕾や 多すぎる葉も取っておくと蒸れにくく、余計な蒸散などを防ぐことが出来ます。

④そして飾るために清潔な花瓶と水を準備しましょう。

茎の切り方:

切り口は斜めに切ることで吸水の断面を広くし、また、枝ものや固い茎は一文字か十文字に「割り」を入れます。

 

水切り切り方3つ

水の量

お花によって変わります。この時期に多く出回るチューリップ、アネモネ、ラナンキュラス、水仙、カラーなどの球根植物、ガーベラなどは浅めで(3~5cm位):水が多いと早く劣化したり、茎が溶けやすくなったりします。バラやアジサイ、ライラック、ビバーナム等や枝など茎の固いものは深めにしましょう。

置き場所:花が痛む原因となるエアコンの風(水分が蒸散します)や直射日光のあたる場所、暑い場所(水温が上昇したり、急速な蒸散による劣化につながります)を避けます。

毎日の手入れ:①水替えは気温が高い季節(5、6~9、10月位)は毎日がおすすめです。延命剤を使っても2~3日に1回位は水替えします。花瓶を「ぬめり」が無いようきれいに洗い、茎はバクテリアの繁殖を防ぐためにも1~2cm以上切り戻します。(特に暑い時期、茎にも「ぬめり」があれば洗いましょう。)

②ユリなどの花粉も早めに取り除き受粉させないようにしましょう。(受粉は実をつけるためなので、受粉すると花の役目が終わったことになり、枯れます。)

③枯れた花がらはエチレンガスを出して老化が進むので、すぐに取り除きます。 

水を長持ちさせるアイテムは:下記の殺菌、制菌効果のあるものや栄養分などを入れます。

市販の延命剤(制菌と栄養剤です)が手軽で便利ですが、他にもご家庭にあるものでも代用可能です⇒漂白剤(キッチン用)数滴(ほんの少しで!:入れすぎるとお花が痛みます!)、殺菌作用のあるキッチン用などの中性洗剤数滴、キレイに洗った10円玉(銅イオンの殺菌効果)1個~数個、酸性水、砂糖(栄養補給:但しバクテリアの栄養にもなるので注意)などのいずれかを花瓶に入れるのがおすすめです。

水温が高くなるとバクテリアも繁殖しやすくなるので、暑い時期でしたら氷を入れるのもおすすめですね。

お花はすぐに枯れて困っていた方も、こちらを実践されれば、暑い時期でも4~5日、寒い時期なら花によっては2~3週間以上楽しむことも可能です。

BestF (1)

この時期は出回る花の種類もとても豊富で、香り高いものも多く、かつ涼しい時期なので実は花飾りにはもってこいの時期なのです!

ぜひ、ご自宅にオフィスにお花を飾って、春の香りとエネルギーを感じてみませんか?

ある研究データによると花を飾っている家庭と飾っていない家庭では、夫婦喧嘩の回数にも大きく差が出たとか・・・。「花を飾る」という気持ちや行為は、周りの人や家、生活を大切にする気持ちの表れということですね。LIFE with FLOWERS. 花のある生活、人生を♪

IMGP0495 (1)

 

小野由美子

STUDIO the bloom

http://www.studiothebloom.net/