糖質制限は体にいい

第7回 糖質を多く含む食品


第7回 糖質を多く含む食品

ヒトの「5大栄養素」は、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルです。

そのうち、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質の3つが「3大栄養素」です。

食事から摂取する際のバランスは、

 

炭水化物(糖質) 60%

タンパク質    20%

脂質       20%

 

が、理想(※カロリーベース)とされ、入院中の病院食も、通常はこの60:20:20が基本。私たち現代日本人の食生活も、平均では、だいたいそれに近いバランスに収束しています。そして、実はここに大きな問題があります。

人類の(生物としての)歴史は、700万年。そのうち、農耕の歴史はわずか1万年です。つまり人類は699万年の間、主に動物性の食べ物を摂取して存続してきました。

ところが、この60:20:20バランスを見てもわかるように、現代人はなぜか、「植物性食品中心の食生活」を送るようになりました。糖質は植物からの摂取がほとんどであり、そのうえ野菜中心の食生活を「ヘルシー」ともてはやす傾向もあります。

誰もが、小腹がすいたら、コンビニに駆け込むと思いますが、そこで売られている食べ物のほとんどは、糖質の多い食品ばかり。おにぎり、パン、ケーキ、お菓子、ジュース類と、タンパク質と脂質はほぼ摂取できません。

では、糖質を多く含む食品を、少しあげてみましょう。

 

ご飯(中盛り1杯150g) 糖質55.1g

パン(6枚切り食パン2枚) 糖質53.2g

パスタ(乾麺100g) 糖質69.5g

うどん(ゆで250g) 糖質52g

ショートケーキ(1ピース) 糖質51.1g

ポテトチップス(ひと袋60g) 糖質30.3g

コーラ(500ml) 糖質56.5g

 

以上のように、注意すべきなのは、「主食」と呼ばれるコメおよび小麦製品(パンと麺類)と、砂糖を使ったもの(スイーツやジュース類)です。果物や、一部の野菜(特に根菜)にも、糖質を多く含むものがあります。

ご自分の食生活を振り返ってみてください。朝はトーストだけ、昼はパスタかラーメンだけ、夜は定食……というように、明らかに糖質に偏ってしまっている方が多いのではないでしょうか。もちろん、おやつもジュースも糖質たっぷりです。

5大栄養素のうち、糖質だけは、必須栄養素(体内でつくることができず、必ず食事から摂取しなければならない栄養素)ではありません。それなのに、知らず知らずのうちに糖質ばかりを摂取する食生活を送っているのが現代人なのです。

 

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