糖質制限は体にいい

第6回 炭水化物と糖質は違う!


第6回「炭水化物」と「糖質」

ここで、小学校で習ったことを少しおさらいしましょう。

炭水化物は、主にデンプン類であり、穀物(コメ・小麦・イモ類など)に多く含まれるものだと覚えていると思います。理科の授業で、ジャガイモからデンプンを取り出す実験をした記憶のある人も少なくないかもしれません。

しかし、炭水化物はデンプンだけではなく、実は砂糖も炭水化物の仲間。どちらも体内で消化・分解されてブドウ糖になる、同一といっていい性質のものです。

もうひとつ、食物繊維も炭水化物の仲間です。ところが、人体は食物繊維を消化・吸収することができません。そこで、炭水化物から食物繊維を除いたものを「糖質」と呼んで区別しています。

 

つまり、

炭水化物 糖質 食物繊維

であり、

炭水化物 食物繊維 糖質

というわけです。

 

そのことは、アサヒ飲料さんのウェブサイトが詳しく説明してくれているので、ご覧になってみてください。ここを読むと、昨今ビールなどにも増えてきた「糖類オフ」と「糖質オフ」、あるいは「糖類ゼロ」と「糖質ゼロ」の違いがどのようなものであるかも、よくわかります。

http://www.asahiinryo.co.jp/customer/dictionary/ing_carbohydrates.html

 

ところで、炭水化物のなかにどれほどの糖質が含まれているでしょう? 食物繊維を多く含むとされるダイコンとゴボウ、それに加えてご飯の数値を見てみましょう。それぞれ、100g中の数値です。

 

ダイコン 炭水化物4.1g - 食物繊維1.3g = 糖質2.8g

ゴボウ  炭水化物15.4g - 食物繊維5.7g = 糖質9.7g

ご飯   炭水化物37.1g - 食物繊維0.3g = 糖質36.8g

 

ダイコンやゴボウは、食物繊維が豊富な食べ物の代表とされていますが、その内容はかなり違っていました。ただし、ゴボウほど食物繊維の多い食品はそうそう見当たらないので、炭水化物と糖質はほぼ同じ、つまり「炭水化物≒糖質」と覚えておいていただいても結構です。

では、私たちが普段よく口にしているもののなかで、どの食品に糖質が多く含まれるのか。それについては、次回のコラムで説明してみます。

 

vegetables-970400_1280