肉・卵・チーズの「MEC食」で日々を健康に!

第1回 「MEC食」へのお誘い


皆さん、はじめまして。

 

私は、沖縄県那覇市にある「こくらクリニック」で院長を務めている医師の渡辺信幸です。専門は内科で、クリニックでは主に生活習慣病外来を運営しています。

 

医師になって二十数年、これまで多くの患者さんを診察してきました。その医師生活のなかで得たひとつの結論は、「食生活のあり方によって、人は健康にも不健康にもなる」というものです。

 

ごく、当たり前のように聞こえるはずですが、ここには深い意味が隠れています。なぜなら、巷で「健康常識」とされていることの多くが、実は正しくないから。さまざまな形で既成事実化した概念が、実際には皆さんの健康を害していたのです。

 

以来、私はその考えを具現化した食事法を指導し、今では自分でも信じられないほどの効果を得ています。それは従来の「常識」とは正反対ともいえる方法なのですが、これまで約15年にわたり、3000人以上の患者さんが健康を取り戻されました。

 

加えて、もうひとつ大事なことがあります。私は医師ですから、病気やケガで苦しむ患者さんを助けるのが仕事です。つまり「治療」が本分なのですが、私はそればかりではなく「予防」も重視したいのです。そして、その両方を実現するのが、私が考案した「MEC食(メック食)」というわけです。

 

MEC食とは、この食事法の中心となる3つの食材……

 

  • Meat(肉)
  • Egg(卵)
  • Cheese(チーズ)

 

の頭文字をつなげたもの。栄養素でいえば、タンパク質と脂質を重視します。

 

文字どおり、MEC食は「肉・卵・チーズ」という3つの食材を、毎日たっぷりと食べることが基本です。それが健康への早道であり、ひいては病気にかかりにくく、かかっても軽度で済む強い体をつくるからです。すでに何らかの病気――特に生活習慣病といわれるものは特に――のある方も、改善に近づいていきます。

 

このコラムではこれから、MEC食について詳しく説明していきます。その際、皆さんにひとつだけお願いしたいことがあります。それは、「これまでの“常識”をすべて、いったん頭の中から消し去ってください」ということ。そうしていただければ、より理解が早まると思います。

 

最初は、少し突飛に感じるかもしれません。ですが、お茶でも飲みながら、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

barbecue-381567_640