糖質制限は体にいい

【肥満治療】子どもにも有効な方法 第1回


子どもにも大人にも有効な方法

皆さん、はじめまして。私は、沖縄県にある南部徳洲会病院で小児科部長をしている今西康次と申します。

今回、ご縁があってFREE AGEさんでコラムを執筆させていただくことになりました。短い連載ですが、少しでも皆さんの健康づくりのお役に立てることを願って書いていきます。最後まで、おつきあいいただければ幸いです。

 

連載のテーマは、「糖質制限食」です。実際に、私が運営しているダイエット外来でも糖質制限食を指導しており、これまで多くの方の体調や病状の改善につなげてきました。

と書くと、「なんで小児科医がダイエット外来を運営してるの?」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。そこで、はじめに私のスタンスをお話ししたいと思います(※ダイエット外来は、南部徳洲会病院ではなく中部徳洲会病院で実施しています)。

 

私が住んでいる沖縄県は現在、都道府県別肥満率ワースト1に“君臨”しています。そして、以前は男女とも1位を誇っていた都道府県別平均寿命のランキングも順位を下げ、現在は30位前後(男性)に急落してしまいました。

大人のその傾向を受けてか、子どもの肥満も驚くほど増えています。たとえば、小学校の3年生か4年生ぐらいで、立派な太鼓腹を抱えた男児も大勢いますし、100kgオーバーの女子中学生も見かけます。そんな子どもたちの血液を検査してみると、立派な糖尿病といえる数値をたたき出してしまう……。

信じられますか? 10歳とか15歳の子どもが、過去には「成人病の代表」といわれた糖尿病を患っているのです。なかには、かなり重度のお子さんもいます。

そのまま大人になれば、事態はもっと深刻になります。糖尿病の3大合併症といわれる、失明、脚切断、腎不全のどれかは避けられないかもしれません。

こんな沖縄の状況を何とかしたい――。

そこで私は、食事による小児の肥満治療を行い、並行して成人向けのダイエット外来もスタートさせました。そして、素晴らしい結果を得ることができたのです。

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第2回に続く・・・