季節の彩りを楽しむ

インフルエンザ対策 アロマとハーブで


 

 

風邪・インフルエンザ対策 アロマとハーブで心地良く

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2月、立春を過ぎると暦の上では「春」。とはいえ まだ 寒さも厳しく風邪やインフルエンザも流行る時期です。

風邪:正式には「風邪症候群」と呼ばれ、主にウイルスによって引き起こされる、呼吸器系の急性炎症の総称です。 ウイルスが侵入し粘膜に感染すると、体内では異物を排除するための免疫反応や粘膜内の組織に炎症反応を起こし、ウイルスと戦い、様々な症状が生じます。ウイルスは上気道の粘膜に感染し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱などを引き起こします。

インフルエンザもウイルスに感染することで発病し、全身性の症状がいきなりあらわれ、症状は重く、様々な症状が出ます。激しいせきを伴い、40度近い高熱が出ることもまれではありません。

寒い時期で空気が乾燥するとウイルスも飛びやすくなりますので、この時期は特に注意が必要ですね。

<基本的なケア>

◆温かくして安静にしましょう。 (適度な室温と湿度、50~60%を保つ)

◆体力の消耗を補い抵抗力を高めるために、消化がよく栄養価の高いものを摂取しましょう。

◆高熱時以外は解熱剤の服用は免疫反応を低下させるため、避けた方良いでしょう。

◆発汗を促し、水分補給をしっかり行いましょう。

「アロマテラピー」でおなじみの「精油」(エッセンシャルオイル:以下「精油」の記載)には、殺菌、抗菌、抗ウイルス、免疫向上、加温、発汗、鎮静などの作用が期待できるものがあります。100%天然の植物から抽出された精油は香りも良く、植物の有効成分が多く含まれています。

ファッションとしてだけでなく、日々の健康の為に上手に取り入れることで、簡単にかつ穏やかに「風邪予防&対策」も出来てしまう優れものなのです。

まず最初にオススメの精油をいくつかご紹介させて頂きます。

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風邪予防に

・免疫力を高める:ラベンサラ、ジンジャー、ティーツリー、ユーカリ

・空気の浄化・殺菌:ティーツリー、ユーカリ、ジュニパーベリー、タイム

症状別のオススメは

・痰をきる:ユーカリ、フランキンセンス、ニアウリ、ペパーミント、カユプテ、

ティーツリー、パイン、サンダルウッド

・咳を鎮める:サンダルウッド、カモミール、ラベンダー、フランキンセンス、サイプレス、ユーカリ

・鼻水:カユプテ、ティーツリー、ニアウリ、パイン、ミルラ、クラリセージ

・鼻づまり:パイン、カユプテ、ニアウリ、ペパーミント、ユーカリ、ラベンダー

中でも以下の3つは 比較的ポピュラーな精油かと思いますので少し詳しくご紹介させて頂きます。

「ユーカリ」:「1.8-シネオール」という成分が、気管に作用し、痰を切る効果があります。痰や咳、鼻づまりがひどい時にも活躍します。

「1.8-シネオール」の成分が一番多く含まれているのが「ユーカリ・グロブルス」ですが、ユーカリ独特の刺激臭が苦手な人は、少しマイルドな「ユーカリ・ラディアータ」を選びましょう。

「ティーツリー」:「ユーカリ」と同じく抗菌や抗ウイルス作用があります。また殺菌・消毒作用がとても強い精油です。昔から感染症の予防・緩和などに使われてきました。

(うがいのときに、1滴のティートリーをコップの水に入れ、よくかき混ぜてうがいをすることで、風邪の予防になります。*飲みこまないようにご注意下さい。 )

「レモン」:抗菌作用や抗ウイルス作用、免疫力向上、熱を冷ます作用などがあります。風邪をひいてしまい、熱が出てしまったら「レモン」がオススメです。

  「ラベンダー」は抗菌・殺菌作用・抗ウイルス作用などがあり、さらにリラックスさせる作用も含まれている万能精油で、「困ったときはラベンダー」と言われているほどです。

続いては簡単に出来るアロマテラピーの方法のご紹介です。

 1.芳香浴

アロマポットやアロマランプ、ディフューザーなどを使いお部屋に精油の有効成分を拡散させます。ディフューザーの方が拡散力は高いです。加湿も行えるタイプのものを選ぶとさらにおススメです。電気式のものでしたら火も使わないので安心ですね。お部屋の広さに応じて1~数滴を器具に垂らして使用します。

選ぶ精油によって室内の空気の殺菌・消毒や 呼吸によって取り入れることで症状を緩和することも期待できます。

2.携帯用スプレー(50mlスプレーの場合)

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 「無水エタノール」5mlに精油10滴(ブレンドも可)を入れて混ぜ、「精製水」45mlを加えて混ぜたら出来上がりです。室内でも手軽に使用できますし、外出先やマスクの外側などにスプレーして使います。(エタノールを入れずに精製水50mlに直接精油を加えてもOKですが、精油が溶けきらないのでその際は使用のたびに良く振ってからご使用下さい。)

こちらも選ぶ精油によって 空気の殺菌・消毒や 呼吸によって取り入れることで症状を緩和することも期待できます。

3.沐浴(アロマバス)

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1日のなかで最もリラックスし、血流も良くなるバスタイムに、全身浴なら精油を合計4~5滴以内加えてよく撹拌し入浴します。(天然塩や重曹などに精油を加えてからお湯に入れるとより温まります。)揮発した精油成分が呼吸器から、そして皮膚からも取り入れられるため、有効に精油の成分を心身に取り入れることができます。風邪が流行り始めの時期にはアロマバスでゆっくりと温まりましょう。

また、熱があるときなど、全身浴ができない場合に有効な方法なのが足浴。洗面器やバケツに40~43度くらいの湯を入れ、1~2滴精油を垂らすことで、足元から全身を温め、風邪の諸症状の改善が期待できます。

ハーブティーもノンカフェインで、穏やかにかつ手軽に取り入れられるので 日々の風邪予防&対策にオススメです。

<飲み方>
ティーポットなどに1杯あたりティースプーン山盛り1杯のリーフを入れて熱湯を注ぎ、約3分で完成、ティーカップなどに注いでお飲みください。一人分でしたら「茶漉し付きのティーカップも便利です。

下記のハーブから数種類ブレンドして、1日2~3杯、分けて飲むことをオススメします。

オススメのハーブティー               

エルダーフラワー:欧米ではインフルエンザの特効薬と呼ばれている

抗アレルギー・発汗・保湿

エキナセア:その昔インディアンが使っていた。免疫力アップ・免疫増強・抗菌

・抗ウイルス

マローブルー:鮮やかなブルーが、レモン汁をたらすとピンク色になる。

アイスでもホットでもおいしい。咳止め・のどの痛み・粘膜の保護

・便通促進・鎮静

ネトル:体質改善のティー・ミネラルの宝庫 抗アレルギー・増血・浄血

ローズヒップ:ビタミンCが豊富・適度な酸味でアイスでもホットでもおいしい。

粘膜強化・強壮・便通促進・利尿作用

ペパーミント:爽やかな香りが元気づけてくれる。鼻づまりにもオススメ。

胃腸機能調整・神経系機能亢進

カモミール:甘く優しい香り・消炎・かゆみをとめる 不眠に・鎮痛・鎮静・消炎・発汗

 

*ご紹介した精油などは体質によって合わない場合があります。敏感な方は事前のパッチテストなどをお勧めいたします。小さいお子様、病中病後の方、妊産婦の方は専門家や医師にご相談の上ご使用下さい。

 

小野由美子

STUDIO the bloom

http://www.studiothebloom.net/