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手作りせっけん


シャンプーをやめて石けんに変えた効果は絶大でした。
さて、どうやってこれを伝えようか。
やっぱり自分で作るしかないか・・・と半分めんどうだなと思いつつ、材料を揃えて挑戦してみることに。
色々調べて、初心者向きにと、手に入りやすいオリーブオイルで作ろう。
オイルと精製水、薬局で取り寄せた「苛性ソーダ」が材料です。
苛性ソーダ、精製水をきちんと計って混ぜ、苛性ソーダ水とオイルの温度をそろえ、冷やさないように混ぜ合わせます。
混ぜる際の注意点を熟読して、30分ほど混ぜると少しオイルが堅くなってきます。
更に混ぜること30分、ようやく「トレース」なるものが出はじめます。
トレースとは、粘りが出てきて泡だて器の筋がくっきりとつくくらいの固まり具合で、牛乳パックを切り取った容器に流し込みます。
24時間保温して容器から取り出すのですが、あまり固まっていないので3日ほど置き、(オイルの質、気温や温度管理によって固まるまでの時間差があります)紙パックをちぎって取り出すと、見事に固まっていて、刃の薄い包丁で切ってみると石けんらしく、いい感じ。
その後、1ヶ月ほど、風通しのよい陽の当たらない場所で4週間乾燥させます。
すぐに使えないのがつまらないのですが、その間、いくつか作成。
香りを入れたもの、クレイといって汚れ吸着に役立つものなど。
オイルも特性があり、泡立ちの良いものや、固くなる性質を持つオイルを混ぜたものを作ってみました。
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1ヶ月経って、使ってみると、市販されているものとは使い心地が全く違うと感じました。
まず、水につけて手のひらでこすってみると、どろどろしたものが出てくる。
これはグリセリンで、クリームや乳液などにも使われ、肌に潤いを持たせる保湿の役割があるものです。
しかしグリセリンは水溶性のため、水で流れてしまいますが、グリセリンを多く含んでいると使い心地が滑らかになります。
オリーブオイルで作った石けんには多くのグリセリンが含まれ、未反応のオイルの成分が洗顔後皮膜となってくれます。
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手作り石けんは泡立ちが悪いのではと思っている方も多いことと思いますが、泡が立つこと=洗浄力ではありません。
どちらかというと、泡が強いことが洗浄力に繋がります。
水分を含んだ状態で、石けんをこすりつけきめの細かいスポンジでもむと、よく泡立ちます。
手作りせっけんの場合は、泡が表面の汚れを察知してはがし取ると、泡は消えてしまい汚れだけが落ちます。そのため、泡立ちが悪いと感じるわけですが、汚れはきちんと落ちています。すすぎが楽というのはここにあります。
髪を洗うと、もこもこと泡立ってくるのは、充分なお湯と密度の濃い髪との隙間で空気がどんどん入ってくることで泡立つのです。
手のひらではなかなか泡立ちませんが、いざ洗顔してみると、汚れはきちんと落ちていて、すすいだ後の肌はさらりとしています。
経皮しないことで、必要な皮脂は残してくれているので、洗顔後の突っ張り感はありません。

どの石けんもそうなのか?と使い心地を比べてみると、市販されている工業石けんは、手作り石けんほどグリセリンは感じませんが、保存料や安定剤が入っていることは確かです。洗浄力としては十分納得がいきますが、突っ張り感が消えるまで時間がかかる気がします。

手作り石けんを使い続けていると、シャンプーやボディソープのような洗浄力はありませんが、余計な皮脂を取り去らないので、洗い上がりがしっとりと感じ、乾燥で痒くなることもなくなり、翌朝の体臭も感じなくなりました。
合成洗剤で洗っていた下着もお風呂に入るときに、石けんで洗います。
今まで、下着のゴムの部分が痒くなっていたのは、もしかして洗剤のせいだったのかも。きつい下着でも痒くなることがなくなりました。落ち切れなかった洗剤が汗により酸化を起こし、かゆみの原因になっていたようです。直接肌につける下着だけでも、石けんで手洗いすると汚れもしっかり落ち肌にも安心ですね。
食器洗いも香りのないもので洗っていますが、茶渋も油汚れも普通の食器洗い洗剤と同じように落ちますし、手にも穏やかです。
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石けんを作るには、材料をそろえ、知識も備え、常に管理できる状態であれば、誰でも始められます。
色々なモールドに入れて作ったり、クッキーでも作るような作業ですので、製作過程がとても楽しいです。