肉・卵・チーズの「MEC食」で日々を健康に!

第9回 植物性食品より動物性食品


巷で「ヘルシーな食事」といえば、「肉や脂を食べない。その代わりには、植物性タンパク質の代表である大豆製品がいい。肉を食べるとしても、脂肪分の少ない鶏ササミを選びましょう」といったイメージでしょうか。

 

ところが、植物性タンパク質は動物性タンパク質に比べて栄養素に乏しく、しかも吸収しづらいのです。ですから私のイチオシは、動物性食品です。

 

たとえば、鉄分を多く含む食品というと、皆さんはすぐに肉やホウレンソウが思い浮かべるでしょう。この両者を比較してみると、肉に含まれるヘム鉄は人体に吸収されやすいのですが、ホウレンソウのそれは非ヘム鉄なので吸収されにくい、という明確な違いがあります。

 

なぜ動物性食品がいいのかといえば、人類がもともと肉食動物として進化してきたからです。人体には、草食動物のような長い消化器官がなく、食物繊維を消化する能力も備わっていません。ここだけを見ても、「肉食動物に近い」といえるのです。

 

よくいわれる、「太る」とか「コレステロール値が上がる」というのも間違いです。コレステロール値でいえば、「食べたコレステロールは体内のコレステロール値を上げない」として、日本動脈硬化学会が2015年5月に「摂取上限を撤廃する」との方針を打ち出しました。

 

これは2015年2月のアメリカFDAの決定に追随したものでしたが、これほど早い方針転換がなされるのは私も意外でした。もっと、過去の方針に固執するのではないかと思っていたので、本当にビックリしたものです。

 

これで「コレステロールの多い卵は1日1個まで」などという的外れな話が、世の中から払拭されると期待しています。卵は、安価でいつでも入手でき、タンパク質・脂質・ビタミン、ミネラルのすべてを豊富に含んでいる「超優良食品」ですから、もっと食べてしかるべきなのです。

 

MEC食では、肉・卵・チーズが「主食」です。それは、この3つの食品を組み合わせて食べていれば、1日に必要な必須栄養素を、ほぼ十分に網羅して摂取できるから。だからこそ、しばらく続けているうちに、体に栄養が満ちてくる感じを体験できるのです。

 

体が元気になれば心も軽くなり、アクティブになってきます。車で行っていた買い物に徒歩で行くようになったり、やめていた趣味を復活させたりします。

 

動物性食品による十分な栄養摂取が、そんな人生をつくるのです。

 

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