バッテリーを長持ちさせる(つまりバッテリーを交換しないメンテ)


昔はよくバッテリーを交換していました。3年ごとに交換が必要というディーラーやメーカーのいう通りにしてマメに交換。スモールつけっぱなしでバッテリーが上がった時などは即交換。
 そんな時、バッテリーの専門家と話す機会がありました。正確に言うと超長持ちバッテリーの専門家という方が正しいのかしら。つまりバッテリーの理屈がわかれば超長持ちバッテリーもメンテナンス次第だということです。

バッテリーは鉛の電極と希硫酸の電解液によって発生する電気を使う仕組みになっています。
 実はこの鉛に硫酸が反応すると硫酸鉛が発生します。これをサルフェーション(白色硫酸鉛化)といいますが、この硫酸鉛は絶縁物質で電気を通しません。
 つまり鉛の電極の上に硫酸鉛ができてしまうのでバッテリーは3年ぐらいで寿命になってしまうわけです。
 最近は希硫酸の代わりにシリコン電解液を使うものも出てきました。これによりサルフェーションがある程度抑えられ、相当長持ちするのですが、シリコン電解液にも若干の希硫酸が含まれているので、完全にサルフェーションを押さえることはできません。
 そこで、これに加え高周波パルスを電極に与え、振動で硫酸鉛を落としてしまう装置でメンテナンスします。これでバッテリーは超長持ちします。
 この装置は、車に装着するものと、パルスを発生する充電器がありますが、いろいろ調べて後者を使っています。

機種はACDelco(エーシーデルコ)AD0002。パルスを発生しながら充電するタイプでこれにより極板に蓄積したサルフェーションを電解液に還元してくれます。

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使い方は簡単で、バッテリーの説明書などに書いてある適正電圧を選ぶだけ。充電がFULLなると自動終了するので過充電の心配もありません。

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ボタンは右から電源。電圧セレクト。
 電圧もしくは現在の充電容量表示(電圧は14.4V、容量は80%まで充電)。<\P>
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バッテリーが劣化した場合の修復機能と並んでいます。

毎月充電メンテナンスを行うのが良いのでしょうが、実際には2,3か月ごとになってしまっています。それでも5年前にこの充電器を購入してから(どのバッテリーも年齢は5年以上になる)今に至るまでどのバッテリーも元気です。
 ただ、腐食や電解液不足での放置などはバッテリーそのものの限界となりますので、充電時にはバッテリーの外観や液のチェックを必ず行うようにしています。