ジムニーに乗っているのですが、これがいよいよおもしろいのです。


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クルマといえば、ずっと大型セダンばかり乗り継いで来ました。それが最近、心境の変化か歳のせいか(多分、後者)、この手のクルマの運転がおっくうになってきたんですね。
子供を乗せてあちこち出かけることもなくなり、自分中心に考えたらジムニーになっていたわけです。

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きっかけは、とある田舎道でのスタック。雨の中、にっちもさっちもいかず、舗装路を外れた大型セダンの脆弱さを嫌というほど知らされました。
つまり
①大型セダンはエマージェンシー時、役に立たない(都会でも降雪とかあるし)。
に加え、
②大型セダンは運転がおっくうになってきた(でかいから)。
③大型セダンは無駄が多い(乗るのは自分か、せいぜい奥さん)。
という事実がわかってきました。
昔はスタックなんぞ、力技の切り抜けましたが、今は体力がない。じゃあクルマに頼ろう。
四駆がいい。だが待て。
(1)維持経費の無駄はしたくない。
(2)世田谷あたりの狭い裏道で肝を冷やすのはイヤだ!コンパクトがいい。
(3)おしゃれは捨てない。
は譲れない。
結果、ジムニーという軽自動車が浮上しました。しかし「軽」ですよ。いいのかオレ。

コンパクトイズベストだった

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さすが軽だけあって、全高以外は実にコンパクトです。四駆の威圧感など皆無です(というかかわいい)。座席位置が高いせいかそんなに小さいと感じないのですが、取り回しは良く、かなりの狭い路地もいけます。ただし全長が短い分、4人乗るとまず荷物は積めません。リヤシートをたためばそれなりの荷室は確保できます。ので私的には十分。

シンプルイズベストでもある

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 少し感激したのは操作パネル。必要最小限の構成です。目新しいのは四輪駆動と二輪駆動の切り替えスイッチがあるぐらいでしょうか。
ジムニーに乗って初めて思ったのですが、今までのセダンの操作パネルって何だったの?過重装備?結局どんなクルマでも普段使うのはスイッチ類ってこんなものなのでしょうね。納得しつつ別に不満も物足りなさも感じないシンプルさです。

一般走行

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そりゃ、大型セダンに比べる方が無理ですが、特段に乗り心地がひどいとも感じません。
コーナーではノーマルサスの性もあってか多少よれる感じがありますが、普通に走っている分には気になりません。
多少ゆさゆさ揺れが残るのが嫌な方は、サスを交換すればよろしいかと。

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高速道路はさすがに騒がしいですが、もともと無茶なスピードが出せないためか、「飛ばそう」と考えることもなく、飛ばすストレスもないため、逆にあまり疲れません。のんびりドライブが身につきます。

四輪駆動走行

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軽自動車とはいえ、クロカン四駆なのですから、これくらいの階段は驚くことはありません。
本格派は富士ヶ嶺オフロードとかのとんでもないコースをトライするのでしょうが、こちらはせいぜいセダンではスタックするような悪路や積雪路を抜け出すぐらいなので、これでも奇跡のような性能なのです。
騒音とか室内の狭さとかと引き換えても、いざというときやもう一歩先に行ってみたいときの走破性は価値あるものです。安心感が得られます。

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かなりな降雪でも問題なし。チェーンを使えば、走破性はさらに高まるらしいですが、そこまでは必要なし。雪をけたてて走るのは爽快。

あれば快適。あれば便利なもの

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装備的には余計なものがない分さっぱりして良いのですが、少しだけ手を加えました。
まずは、カーステレオと前席のスピーカーをケンウッド製に交換。リヤにも同じ10㎝径のスピーカーを装着しました。リヤは12㎝のスピーカーも装着可能なのですが、音量のバランスからフロントと同じ径のものが良いみたいです。
これは大正解。高速道路でもクラッシックが聞けるようになりました(笑)。
ジムニーは、多少の工具と根性さえあれば、DIYしても大きな失敗はないので、インターネットサイトを参考にすれば交換工賃もかからず、びっくりするほど安くあがります。

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使用頻度が高いのがキャリアです。
なにせ荷室が狭いので、長尺物は大の苦手。
ですので、キャリアは常備で、長尺物を購入した時は、ルーフにゴムベルトでしばりつければOK。
スキーや旅行、キャンプなどでは、ルーフボックスを装着すればかなりの量を積むことができます。

ジムニーに乗って5年、クルマへの価値観が大きく変えられました。所有するのではなく使用することが本当に楽しいということ。自分が今までいかに余裕やゆとりと称する無駄の中で生きていたのか。普段は使うことが無くても、いざという時の性能がいかに安心感を与えてくれるか。考えさせられました。
特殊なクルマと思われているかもしれませんが、実はこんな気心の知れるクルマは他にないかもしれません。
座席が高い位置にあるから視界良好で実は女性にも運転しやすいのではないかと思います。

 

 

編集部より

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